厚生年金保険と給与の関係

 
厚生年金保険と給与の関係は、基本的に健康保険の場合と同じです。
 

 厚生年金保険とは、民間企業に勤務する会社員が働き始めてから69歳に達するまで加入する公的年金のことです。

 この会社員が被保険者となり、老後の生活保障のための「老齢厚生年金」をはじめ、病気やけがなどにより重度の障害を負った場合の「障害厚生年金」、そして被保険者が死亡した場合に遺族の生活を守るための「遺族厚生年金」の三種類について保険給付を受けることができるという、労働者やその遺族の生活の安定と保障を行う社会保険制度です。
 

給与から厚生年金保険料が引かれる対象者、その金額などを整理します。

厚生年金基金に加入している場合は、保険料率は基金ごとに異なります。
 

厚生年金保険の被保険者

 
厚生年金保険の被保険者は、基本的に健康保険の被保険者と同じです。違う点は、

・適用事業所に使用される70歳未満の者、または

・適用事業所以外の事業所に使用される70歳未満の者は、適用除外に該当しない限り、厚生労働大臣の認可を受けて、厚生年金の任意単独被保険者となる。

厚生年金保険の適用除外

次に該当する場合は厚生年金保険に加入できません。

●国、地方公共団体又は法人に使用される者であって、共済組合の組合員、私立学校教職員共済制度の加入者
●臨時に使用される者であって、日々雇い入れられる者
●臨時に使用される者であって、2月以内の期間を定めて使用される者
●所在地が一定しない事業所に使用される者
●季節的業務に使用される者
●臨時的事業の事業所に使用される者
●厚生年金に相当する外国の法令の適用を受ける者であって政令で定めるもの

 

厚生年金保険の標準報酬月額

 
 給与から、厚生年金保険の保険料として控除する金額は、健康保険と同じく標準報酬月額および標準賞与額に応じて決まり、被保険者と会社とで折半します。
 
厚生年金保険料は、次の計算によります。
 
厚生年金保険料=標準報酬月額(または標準賞与額)×保険料率

※保険料率は各組合ごとに異なります
 
厚生年金の標準報酬月額は1等級(98,000円)から30等級(620,000円)に区分されています。

また標準賞与額の上限は150万となります。上限が健康保険と異なる点に注意してください。

 

控除の時期

 
厚生年金保険の保険料を控除する原則は、健康保険の保険料の場合と同じです。

 

 

育児休業中の保険料

 
育児休業中の厚生年金保険料は、健康保険料と同じく申請手続きを行えば被保険者負担分・会社負担分ともに免除されます。

 

お問い合わせは佐伯社会保険労務士事務所まで

 



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